暴走する命名。
Posted at 07/02/13 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
≡ЯР≡たい。
「ハムシ」と言う昆虫がいる。
種類は、かなり多く形や色も多岐に渡りテントウムシっぽいのやらゾウムシっぽいのまで様々だ。
ゆえに新種らしき「ハムシ」を発見しても新種なのかを調べる労力のわりに感動が薄いと言う事は、想像に難くない。
そうして扱いが適当になっていく「ハムシ」を取り巻く不幸が始まる。
助手:「博士!これ新種じゃないでしょうか?!」
博士:「なんだよ!?またハムシかよ!?」
博士:「あっ?なんだ?でもトゲがあるな。」
助手:「名前、何にしましょうか?」
博士:「面倒くせぇなぁ・・・じゃあ、トゲハムシ。」
助手:「博士。こっちにも似たようなのが・・」
博士:「ん?さっきの奴のトゲが無い種類かよ。」
助手:「どうします・・?」
博士:「トゲ無し・・・ト・ゲ・ハ・ム・シ」
助手:「は?!(゚ ▽ ゚;)なんか矛盾してませんか?」
博士:「いいの!!トゲナシトゲハムシ!!」
しかしこの矛盾した命名は、単なる不幸の序章に過ぎなかったのだ。
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数日後、研究室に立ち尽くす博士。
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助手:「どうしたんですか?博士!?」
博士:「これを見てみろ・・」
虫かごの中を力なく指差す博士。
助手:「こ・これは?!」
博士:「そうだ。トゲナシトゲハムシのトゲのある種類だ・・」
助手:「ま・まさかやめて下さい博士!!」
博士:「コイツの名は。トゲアリトゲナシトゲハムシ。」
助手:「そんな・・あっさりと・・・」
博士:「いいんだ。こんなのは、大事の前の小事。本命は、こっちだ。」
助手:「そんなバカな!ありえない・・・今、名づけたばかりの・・」
博士:「トゲアリトゲナシトゲハムシのトゲがいっぱいある種類だ。」
助手:「博士ーー!!それだけはっーー!!」
何かを察知し博士を制止する助手。
そんな制止を振り博士は、とうとうその禁断の虫に命名した。
「トゲアリトゲナシ・トゲトゲ~!!」
ヽ(゚ρ゚)/ アハアハ
こうして虫に適当に名前をつけたばかりに矛盾に拍車がかかり自然に逆襲された人間の不幸が始まったのだった。
しかもトゲだけが暴走し「ハムシ」の名は、もうそこには、無い。